朝の連続ハプニング

ドタバタと言うほどではない、小さなハプニング。小さくても一瞬ドキッとした。朝9時前、オフィスでのルーチンに取り掛かる前、コーヒーを淹れる際に起きたちょっとした出来事。

この小事を書こうとしたものの、使い慣れたはずのコーヒーメーカーの部位の名称を正確にわきまえているかどうか、少々怪しい。コーヒーは飲むが自分では淹れない人に、カタカナの名称がはたして伝わるか。あまり自信がない。

とりあえず、ドリッパーとサーバーは必須用語。ペーパーフィルターを敷いて挽いたコーヒー豆の粉を入れる箇所が「ドリッパー」……タンクの水が熱されてこのドリッパーの所を通り、抽出されたコーヒーを受けるのがガラス製の容器で、「サーバー」という……こう描写しても、コーヒーメーカーの図がないとよくわからない。


さて、何が起こったのか? いや、何を起こしたのかと言うべきか。コーヒーメーカーでいつものように濃い目のアイスコーヒーを作るつもりで、ドリップケースにペーパーフィルターを敷いてコーヒーを4杯分入れた。ドリップケースホルダーがケースから外れて、コーヒーの粉が半分以上散乱した。初めてのことである。対処法は一つ、慌てず騒がず掃除機で吸い取るしかない。

気を取り直して、なぜ外れたかわからないドリップケースとホルダーをしっかりと装着し直し、あらためて新しいペーパーフィルターを敷き、コーヒーの粉も入れ直した。水の量を確認してスイッチオン。できるまでの間、席に戻って書類に必要事項を記入し始める。

12分した頃、水がこぼれる音がするので、コーヒーメーカーの所に駆け寄れば、掃除のために外したサーバーをセットし忘れていて、できたての熱いコーヒーがだだ洩れしている。今度はさすがに慌てた。電源をオフにし、キッチンペーパーを何枚も使ってこぼれたコーヒーを拭き取る。床にぽたぽたと落ちる寸前に気づいたのが不幸中の幸いだった。

朝から掃除と拭き取りにおよそ半時間。こんなことでもなければ、いつも使っているコーヒーメーカーのメンテも置いてある周辺の清掃もしない。「逆縁転じて順縁」と受け止めることにし、三度目の正直を目指す。遠回りをしたおかげで、美味なるアイスコーヒーができた。

投稿者:

proconcept

岡野勝志(おかのかつし) 1951年大阪生まれ 企画の総合シンクタンク「株式会社プロコンセプト研究所」所長 企画アイディエーター 岡野塾主宰 ヒューマンスキルをテーマにしたオリジナルの新講座を開発し、私塾・セミナー・ワークショップ・研修のレクチャラーをつとめる。 マーケティング、コミュニケーションにまつわる企業や人

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