積極的引きこもり

引きこもりは1990年代に社会問題化して現在に至る。社会問題化してからは、自宅・自室に閉じこもり、外界や他人と接点を持たずに孤立的生活を続ける意味になった。しかし、引きこもるという選択はいつも消極的とはかぎらない。

外出して歩けば何かが見える。世間や他人と交われば何かを学ぶ。しかし、そうしなければ何も見えず何も学べないわけではない。一時的であるなら、引きこもりには外出や交わりとは別の何かが見え学べるはずである。

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台風21号に続いて24号である。少なく見積もっても同程度の被害が予想されるという。21号の日はオフィスで仕事をしていた。昼過ぎにさっさと帰宅して安全を期した。数時間後だったら暴風雨に削ぎ飛ばされた枝木を見舞われていたかもしれない。

自宅であれ避難所であれ、今日は積極的引きこもりが消去法的選択肢である。晴耕雨読に倣って本を読む。駄文を書く「雨書」でも、音楽を聴く「雨聴」でもいい。その代わり、次の晴天日には倍働くことにしよう。

ところで、わが国の平均雨天日は年間約120日。三日に一度読書できれば御の字だ。但し、降雨の地域差があるため、北陸では180日の雨読日があるが、広島のそれはわずか85日である。晴耕雨読説が正しければ、読書量が2倍以上違うことになる。

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岡野勝志(おかのかつし) 1951年大阪生まれ 企画の総合シンクタンク「株式会社プロコンセプト研究所」所長 企画アイディエーター 岡野塾主宰 ヒューマンスキルをテーマにしたオリジナルの新講座を開発し、私塾・セミナー・ワークショップ・研修のレクチャラーをつとめる。 マーケティング、コミュニケーションにまつわる企業や人

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