ゴールデンステート滞在記 ロサンゼルス② 夕暮れのビーチ

ロサンゼルスから海岸を南へ下ると有名ビーチが目白押し。サンタモニカ、マンハッタン、エルモサ、レドンドと続き、岬を東へ折れてからロイヤル・パームズへ。その次が都市名にすらなっているロングビーチ。すべて観光地で全米はもとより海外からの来訪者が絶えない。6月はまだハイシーズンではないが、学校が休みに入る中頃からは賑わいを見せる。

レドンドビーチに連れて行ってもらった。もうだいぶ暗くなっていたので海の色もわからない。シーフードレストランが軒を連ねて並んでいる。よく見ると、コリアン風やジャパニーズ風という店もある。ジャパニーズ風には当然のように“SUSHI”という表示がある。Old Tony’sという店に入った。生ガキにカニコロッケ、それにサンフランシスコでも食べた小イカのから揚げ「カラマリ」も試してみた。実はすでに自宅で夕食を済ませてから出たので、これは夜食ということになる。

ちなみにカリフォルニアロールはサンフランシスコ空港で出発待ち時間に食べてみた。まずまずの味で合格点をあげてもいい。いま手元にレシートがある。値段は5.95ドルで6切れ。「お~いお茶」のペットボトルが驚きの3.75ドルなので、巻き寿司がまあまあの値段に思えた。このお茶に天ぷらうどんに寿司の盛り合わせを食べているビジネスマンがいたが、30ドルくらいのランチになっていたはず。

レドンドビーチに行った翌日にラグナビーチまで足を運んだ。サンディエゴ方面におよそ60マイル(約100キロ)のところ。このビーチ近辺には芸術家が住んでいるそうだ。通りに沿ってアートギャラリーも目立つ。カフェレストランやバーも意匠を凝らしてある。海外からの旅行者向けの観光地ではなく、地元住民が集うスポットとのこと。アメリカ人らしくなく、ドレスアップしている若者たちもいる。

レドンドビーチ(Redondo Beach

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5秒間露光で撮った夜景。
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夜釣りを楽しむ人たち。聞けば、子サバを釣っているという。
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シーフード目当てに入った店。
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夜景を楽しめるよう店内を思い切り暗くしてある。
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ボートが繋留されている桟橋近く。 
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カニは好物だが生きたまま群れていると食欲は高まらない。

ラグナビーチ(Laguna Beach

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サンセット間近。海の東側。
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こちらは西側。東側と比べるとこんなに明暗が違ってくる。
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日没直後の海岸線のシルエット。
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土曜日の夜、賑わうストリート。
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夕暮れの後も絶妙の明暗構図がしばらく楽しめる。
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レドンドではうまくいかなかったストロボが機能してくれて、写真が撮れた。これはいわゆる「海鮮盛り合わせ」。三種類のタレがついてくる。