今日のこのブログの記事から3、2、1とカウントダウンしていくと、来月初めに投稿2,000回の節目を刻むことになる(つまり、今日が1998回目の投稿)。第一号は2008年6月5日、『新しい発想に「異種情報」と「一種情報」』という記事。文章量は控えめな616文字だった。
何度か1、2ヵ月の空白もあったが、挫折せずに何とかここまで来れた。約17年間、年平均117投稿、おおむね週2回ペースを続けてきた。本業の企画と並行して、30代後半から講演・研修を始めたが、こちらは10年前にすでに2,000回に到達した。その時、ブログもひとまず2,000回を目指そうという励みを得た。
何か一つのテーマについて深く書くほどの専門分野は持たないが、何でもありなら割と器用に書ける自信はあった。いろいろ企画して書くこともあるが、基本は普段の手書きノートから適宜ネタを拾っている。最初の頃と同様、今も大きなブログテーマはないが、一応下記のカテゴリーを念頭に文章を書くようにしている。
▢ことばカフェ ▢アイディエーターの発想 ▢Eats Journal ▢Items ▢エピソード ▢世相批評 ▢オムニバス ▢五感な街・アート・スローライフ ▢創作小劇場 ▢Memorandum at Random ▢名言インスピレーション ▢思考の断章 ▢温故知新▢本棚と読書 ▢風物詩
実は、今日は途中まで次の文を綴っていた。
風景や花を見る。見て何かを語る。その時、自発的に感じて語るのか……あるいは、その対象に分け入って対象の「声」に反応して語るのか……。ものの見方や語りは、やれ前者だ、いや後者だと、主張は二分されるだろうが、そこに結論があるはずもない。どっちもあるのだ。
ここまで書いて、そうだ、わがブログは結論が出ないことやどっちがいいかわからないことを書いてきた、とふと思ったのである。そしてチェックしてみたら、あと3投稿で2,000回に達することがわかった。
ところで、昼にチキンカレーを食べてきた。カレーは週に1回も食べないが、仮にそのペースで2,000食目に到達するには40年かかる。17年で2,000回のブログ投稿を自賛するつもりはないが、カレーと比較してみれば、まずまず「スパイシーな記録」と言えるかもしれない。